中京2200mで行われる今年の神戸新聞杯

近年の傾向と推奨馬800200

※今年は従来の阪神芝2400mから舞台を移して中京競馬場の2200mで開催されるため、近5年傾向Pickupは割愛


【総括】

京都競馬場の全面回収工事に伴い、今年は従来の阪神競馬場から舞台を替えて、中京競馬場で施行される神戸新聞杯。

施行距離も従来の2400mから2200mへ変更になる点も含めて、例年とは一線を画する競馬になる可能性も高いでしょうか。

2018年以降の上級条件(2勝クラス以上)の中京芝2200m戦で、最も勝ち馬を輩出している種牡馬はディープインパクト。

同じ条件で、母の父で最も複勝圏内好走馬を輩出している種牡馬はキングカメハメハ。

この傾向を踏まえれば、基本的にはリーディング上位の主流血統馬が強いコースと言えるでしょうか。

また、直線の長い中京コースの中距離戦だけに、末脚の実績も重要。

先週の中京芝2200m戦も、2鞍施行されて複勝圏内に好走した6頭中5頭が、近2走以内に上がり順位2番手以内の実績を持っていた馬、という共通項。

尚、過去5年の神戸新聞杯は、複勝圏内に好走した15頭中9頭が、前走日本ダービー出走馬。

舞台設定が変更される今年に関しても、この傾向だけは重宝できるでしょうか。

以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。

ヴェルトライゼンデ…毎年の神戸新聞杯で期待値の高い前走日本ダービー(東京芝2400m・3着)からの臨戦過程。特にダービー5着以内馬は特注系で、近2年は連続でワンツー決着。父ドリームジャーニー、半兄ワールドプレミアは共に、非根幹G1の有馬記念実績馬。非根幹距離で施行される今年は舞台設定のアドバンテージも。

メイショウボサツ…中京芝は3戦して連対率100%。メンバー唯一の中京芝2200m戦に勝利実績を持つ馬。父はロベルト系エピファネイア。先週日曜9R小牧特別(中京芝2200m)は、父ロベルト系が1着2着。1着馬はエピファネイア産駒。先週のローズSも14番人気のエピファネイア産駒ムジカ(2着)が大波乱を演出。舞台適性の高さはもちろん、現行の馬場適性も填まりそうなキャラクター。

ロバートソンキー…デビューから一環して上がり最速の末脚を継続中。中京芝2200m戦は、近走上がり上位の実績を持つ馬が圧倒的に有利のコース。先週の中京芝2200m戦も2鞍の施行で馬券に絡んだ6頭中5頭が近2走以内に上がり順位2番手以内の末脚の実績があった馬。日本の名牝系トウカイナチュラルの一族で、近親に有馬記念の勝ち馬トウカイテイオー。非根幹距離でもパフォーマンスを下降させ辛いタイプ。

コントレイル…前走日本ダービー1着からの臨戦過程で、近年の神戸新聞杯の特注ローテ。父ディープインパクトは、直近3年の当舞台で最も勝ち馬を輩出する種牡馬。更には、デビューからこれまで実に5戦連続で上がり最速の末脚を計測して5戦無敗と、文句なしのキャリア。唯一の懸念材料は日本の主流距離、根幹距離のスペシャリスト的タイプで、非根幹距離に替わる点がどうかも、今回の相手関係を踏まえれば、心配には及ばない範疇でしょうか。


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