レース間隔も重要視したい近年のオールカマー

近年の傾向と推奨馬800200

【近4年傾向Pickup】※新潟開催の14年は除く

・中6週以上のレース間隔が開いている馬(新潟開催の14年を除く過去4年の3着内好走馬12頭全馬が該当)

・特に、前走が芝G1レース出走の6歳以下の馬(過去4年で前走G1組は12頭出走の9頭が馬券に、その9頭は全馬が6歳以下)

・近2走以内に芝重賞で上がり順位3番手以内か、G1レースで5着以内の実績馬も堅実(過去4年で馬券に絡んだ12頭10頭が該当)

・芝1800m、2200mの非根幹重賞で実績のある馬(該当馬は毎年のように馬券に)

・ボールドルーラー系、ヴァイスリージェント系、ストームバード系といった米国のダート血統を持つ馬(過去4年で3勝、5人気以下で馬券に絡んだ3頭も全馬が該当)

・ディープインパクトを筆頭に、キングカメハメハ、ステイゴールド、ハーツクライ、シンボリクリスエス、ネオユニヴァース等々、中山芝中長距離G1に実績あるトップサイアーの産駒も順当(ディープインパクト産駒は直近4年連続連対中)

【総括】

2014年の新潟開催を除く過去4年のオールカマーで、複勝圏内好走した12頭は、全馬が中6週以上のレース間隔が開いていた、いわゆる休み明け初戦の馬。

秋のG1レースへ向けての叩き台、と言うよりも、ここを目標に仕上げてくるG2G3要員の馬が、しっかりと結果を残すレース、といった表現の方が的確でしょうか。

高速馬場でのスピードの持続性に優れるボールドルーラー系、ヴァイスリージェント系、ストームバード系といった米国系の血を持つ馬が走りやすい傾向も、野芝100%の馬場で行われるこの時期の中山芝重賞ならでは。

それら克明な詳細は、ピックアップを参照。

以上を踏まえて推奨馬は、ゴーフォザサミットです。

前走の札幌記念(G2)が、上がり順位3番手の末脚で10着の馬柱。

前項の詳細通り、近走が芝重賞で末脚の実績を持つ馬は、当レースの好走パターン。

ここは中4週のローテにはなりますが、休養明けの前走は陣営も公言している通り、追い切り本数もごく僅かの叩き台の一戦であったことも明白。

近年のオールカマーで、中6週以上のローテーションの馬が強い理由は、要するに休み明け初戦でも、ここを目標に仕上げ切った馬がしっかりと結果を残すから。

この論点で言えば、中4週のローテもマイナス材料にはならないと判断できます。

血統構成は、ハーツクライ×Storm Cat。

父が主流のサンデー系種牡馬で、母父が高速芝に強い米国の名血ストームバード系種牡馬と、当レースに相性のいい構成馬。

2016年6人気3着ツクバアズマオーは、母父がストームバード系。

2015年2着ヌーヴォレコルトは、ハーツクライ産駒。

中10週ローテのミッキースワローは、前走の七夕賞(G3)が上がり順位2番手の末脚で1着と、買いパターンに当てはまる1頭。

中山芝2200m重賞は2戦して連対率100%と、典型的な非根幹巧者。

ピックアップの詳細通り、芝1800m、2200mの、いわゆる非根幹重賞で実績のある馬が走る傾向も当レースのポイント。

父はディープインパクト系トーセンホマレボシ。母父はトニービン系ジャングルポケット。

前項の詳細通り、馬場改修後2015年以降のオールカマーは、ディープインパクト産駒が4年連続で連対中。

また、オールカマーと同じ施行条件の先週のセントライト記念は、ディープインパクト、トニービンの何れかの血を持つ馬が馬券圏内を独占。

ディープインパクト、トニービンは、このオールカマーに限らず、馬場改修後の中山芝2200m重賞で、注目の血と言えるでしょうか。

グレイルは、中8週ローテ、近走上がり上位馬、中山芝2200mの重賞実績馬と、一応の材料は揃うキャラクター。

但し、牝系が欧州の重厚なタイプで、どちらかと言えば、先週のセントライト記念のように、雨で若干渋った馬場のほうがパフォーマンスを上昇させやすいでしょうか。

上位人気が想定されるレイデオロウインブライトの2頭は共に、前走が芝G1レース出走、中6週以上のローテ、そして6歳以下と、近年のオールカマーでしっかりと結果を残すタイプで、共倒れは考え難いところ。

レイデオロは、昨年のオールカマー勝ち馬。

ウインブライトは、芝1800m重賞3勝を含む中山重賞4勝馬。

【推奨馬】
ゴーフォザサミット
ミッキースワロー


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