上級条件での好走実績が鍵を握るユニコーンS
【近5年傾向Pickup】
・レベルが高く、前走4着以内馬が順当(過去5年で馬券に絡んだ15頭全馬が該当)
・特に、前走が1000万条件以上で4着以内(過去5年で馬券に絡んだ15頭中14頭該当)
・近年は、距離短縮馬が有利(直近3年の連対馬6頭中5頭が該当)
・東京ダート重賞だけに末脚も重要、特に近2走以内に上がり順位3番手以内の実績(過去5年で馬券に絡んだ15頭中14頭該当)
・父か母父が、ニアークティック、ヴァイスリージェント、フォーティナイナー、ロベルト系など、東京ダートG1レースに実績のある米国血統馬が走る(過去5年で4人気以下で馬券に絡んだ5頭全馬が該当)
・ゴールドアリュールを筆頭に、ネオユニヴァース、フジキセキ系等々、東京ダートコースに強い父サンデー系も有効(ゴールドアリュール産駒は過去5年で3勝)
・東京ダートコースに強いシンボリクリスエス産駒も有効(昨年1着、過去5年で3頭が馬券に)
【総括】
3歳を迎えたダート路線の一線級が、中央競馬で初めて相見えるダート重賞競走。
この番組編成の関係もあってか、基本的には実力馬が集まりやすく順当な結果に収まりやすいレース。
具体的には、前走4着以内の好調馬が圧倒的に有利で、血統的にも東京ダートG1レースに実績のある種牡馬の血を持つ馬が有利。
特に、ダート競馬の最高峰である米国血統馬が走る方向性も当レースならでは。
それら克明な概要は、ピックアップを参照。
以上を踏まえて推奨馬は、ヴァイトブリックです。
前走が兵庫チャンピオンS(園田ダ1870m)2着からの距離短縮ローテ。
前項の詳細通り、近年のユニコーンSは、距離短縮馬、前走が1000万以上の上級条件で4着以内の好調馬も有利。
近2走連続で上がり順位3番手以内の末脚の実績も、近年の当レースでは特注系。
血統構成は、シンボリクリスエス×アドマイヤベガ。
昨年の勝ち馬ルヴァンスレーヴも、シンボリクリスエス産駒。
当種牡馬の産駒は、このユニコーンSに限らず、フェブラリーS等々、東京ダート1600m戦のスペシャリスト系としても著名。
牝系はディアドラ、ノーザンリバー、ランフォルセなどの一族で、3歳中旬以降での伸びしろ、重賞レベルでも通用のダート的才能も十分。
ニューモニュメントは、前走がオープン特別の青竜S(東京ダ1600m)3着の買いローテ。
近2走連続で上がり順位3番手以内の実績。
父が米国ダートの超名血ストームバード系ヘニーヒューズ。
これまで東京コースでは底を見せておらず、前走の内容を踏まえれば、今回人気が想定される上位組との差も感じさせません。
サトノギャロスもヘニーヒューズ産駒。
これまでダ1200m戦のみの勝ち鞍も、母シャラポワは、牝馬としては珍しい芝2200m戦の勝利実績馬。
前走の破格の内容からも、一介のスプリンターではない可能性も。
上位人気も確実のデアフルーグの母父は、東京ダート1600m重賞に無類の強さを誇るフレンチデピュティ。
ややスムーズさを欠いた前走の青竜S(2着)の内容を踏まえれば、まず勝ち負けも濃厚の1頭でしょうか。
その他では、ワイドファラオ、ノーヴァレンダ、ザディファレンスを穴に一考。
【推奨馬】
ヴァイトブリック
ニューモニュメント
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