マイル寄りのスピードが活かされる近年の福島牝馬S
【近5年傾向Pickup】
・前走中山牝馬S組(過去5年で3着内7頭、一昨年は3着以内を独占)
・スピード傾向、特に前走1600m戦出走馬or前走で3コーナー5番手以内の先行競馬を経験している馬(過去5年で当日10人気以下で馬券に絡んだ4頭全馬該当)
・福島芝巧者も有効、特に1着か上級条件で3着以内の実績(過去5年で複勝率25.0%、複勝回収率351%)
・サドラーズウェルズ、グレイソヴリン、ロベルト、キングマンボ、スターリング系等々、いわゆる欧州のスタミナ血統走る(過去5年で4人気以下で馬券に絡んだ9頭中8頭該当)
・母父サンデーサイレンスも有効(過去4年で3着内3頭、うち2頭は当日7人気以下)
・内枠有利、特に4枠より内(過去5年で4人気以下で馬券に絡んだ9頭中6頭該当)
【総括】
前走先行経験馬や、前走1600m戦出走馬が走りやすく、いわゆるスピード指向が強い牝馬限定のハンデ重賞競走。
前走中山牝馬S組も、往年の王道ローテ。この該当馬は一昨年で3着以内を独占、昨年はワンツー決着。
但し、血統的にはスタミナ指向で、特に欧州血統馬の活躍が顕著。
それら克明な詳細は、ピックアップを参照。
以上を踏まえて推奨馬は、デンコウアンジュです。
本馬は昨年の当レース3着馬ですが、その昨年同様に、前走中山牝馬Sからの王道ローテ。
既に当コースで実績を残しているものの、父が近年の当レースで注目のサドラーズウェルズ系メイショウサムソン。
昨年の福島牝馬Sは、1着キンショーユキヒメ、3着デンコウアンジュが、メイショウサムソン産駒。
一昨年の2着馬フロンテアクイーンも、当種牡馬の産駒。
この3頭は、全て当日単勝4番人気以下の人気薄。
異なる産駒が毎年のように好走する事実は、それだけ当レースに対する適性の高さを物語る、とも言えるでしょうか。
カワキタエンカも、前走中山牝馬S出走馬で、昨年の福島牝馬S(2着)好走馬。
単勝1番人気の昨年から、恐らく今年は人気落ちも確実。
前項の詳細通り、福島芝に実績のある馬がベタに強いレースだけに、高い評価を与えるべき1頭。
ランドネも、前走中山牝馬S出走馬。
前走で先行競馬を経験していて、血統的にはタフなタイプ、という条件も満たすキャラクター。
ダノングレース、フローレスマジックのディープインパクト産駒2騎も、これといった懸念材料はそこまで。
昨年以上に少頭数のメンバーで、馬券的な妙味は希薄にも映る一戦。
【推奨馬】
デンコウアンジュ
カワキタエンカ
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