ダート的な持久力、馬力の要素が活きる小倉大賞典

小倉大賞典分析800200【近5年傾向Pickup】

・波乱必至、単勝6番人気以下の伏兵が毎年1頭は馬券に絡む(直近13年連続で単勝6番人気以下が馬券内に好走中)

・基本的には前走2000m以上の距離短縮組(過去5年で4勝、馬券に絡んだ15頭中11頭該当)

・前走1800m以下出走馬は、上がり順位3位以内の末脚の実績か、マイル重賞で5着以内の実績馬(過去5年で前走1800m以下から馬券に絡んだ4頭全馬が該当、うち3頭が当日単勝4人気以下)

・父か母父がミスタープロスペクター系、ストームバード系、ヴァイスリージェント系、ダンチヒ系、サンデーサイレンスを経由しないヘイロー系等々、小回りコースで持続力勝負に強い米国ダート血統が活きる(過去5年で4人気以下で馬券に絡んだ11頭中9頭が該当)

・ディープインパクト産駒も走るが、ネオユニヴァース、マンハッタンカフェ等々、サンデー系の中でもダート指向の強い種牡馬の産駒の好走が目立つ

【総括】

小回りコースのハンデ重賞ということもあり、距離を短縮させて出走してくる先行脚質の馬や、スピードを持続する能力に長けたダート系、米国系の血統馬の期待値が高い重賞競走。

父サンデー系の括りの中では、ディープインパクト産駒は走るものの、マンハッタンカフェ、ネオユニヴァースといったダート指向の強い種牡馬に注目でしょうか。

昨年15人気2着クインズミラーグロは、マンハッタンカフェ産駒。

2016年5人気3着ネオリアリズムは、ネオユニヴァース産駒。

その他、克明な詳細はピックアップを参照。

以上を踏まえて推奨馬は、エアアンセムです。

前走の中山金杯(中山芝2000m)は、メンバー最速の末脚で7着の馬柱。

前項の詳細通り、距離短縮ローテ、近走の末脚の実績は近年の当レースでアドバンテージ。

血統構成は、シンボリクリスエス×サンデーサイレンス。

父は、芝ダート双方のG1馬を輩出した兼用種牡馬。

ダート、米国指向が強いレースで有利のキャラクター。

この馬自身も、類似した適性が要求される小回りの中距離重賞、函館記念や福島記念で実績を残しているように、ダート指向の強い芝中距離戦は最も得意の競技。

2ヶ月のレース間隔もあってか、珍しくスタートで出遅れた前走の内容からも、叩き2戦目で通常のゲートが決まれば、その上積みの幅も大きいでしょうか。

マイスタイルは、前走京都金杯(芝1600m・G3)2着からの臨戦過程。

前項の詳細通り、距離延長馬は、上がり順位3位以内の末脚の実績か、マイル重賞で5着以内の実績が買いのボーダーライン。

ハーツクライ×フォーティナイナー(ミスタープロスペクター系)と、父が日本の主流のサンデー系、母父が米国ダート血統の主流系といった、当レースに限れば理想的な配合馬。

父と母父がサンデーサイレンスとミスタープロスペクター系で配合される血統馬という意味では、スズカデヴィアス、ダコール(2年連続好走)、カレンブラックヒル、ラストインパクト、カフナ、ブレイズアトレイルと、過去5年を振り返ってもその好走馬は多数。

レトロロックは、ディープインパクト×シンボリクリスエスの構成馬。

小倉芝[4.1.0.1]の良積は、母父の影響を強く受け継いだことが推測できるタイプで、今回と同舞台となる2走前の小倉日経OPも圧勝の馬柱。

ディープインパクト産駒としては派手さもないタイプで、ここは馬券的な妙味も含めて注目の1頭でしょうか。

その他では、マンハッタンカフェ産駒のアメリカズカップ、ミスプロ系エンパイアメーカー産駒エテルナミノル、母方が米国牝系のスズカディープあたりの超大穴を警戒。

【推奨馬】
エアアンセム
マイスタイル
レトロロック


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