◆米国の一流血統は、やはり日本の砂G1で走る

当たり前の話ですが、競馬は施行される条件や距離、舞台設定などによって、要求される能力にも変動が起こります。

起伏の激しい小倉芝中距離戦は、距離短縮馬や近走上がり上位馬が走る。

中山芝は、ステイゴールド、ネオユニヴァース系が猛威を振るう等々。

競馬場やその舞台の「クセ」や「コツ」を掴むことは、誰もが簡単には手の届かない高配当馬券を掴むことを可能にする唯一無二の手立てとさえ言えるかもしれません。

今週の日曜日に東京競馬場で行われる砂のマイル王決定戦フェブラリーSも、その明確な「クセ」や「コツ」が垣間見えるG1競走。

過去5年の当レースは「父エーピーインディ系」or「父か母父がミスタープロスペクター系」の括りで、当日単勝4番人気以下で馬券に絡んだ6頭全馬が該当。

エーピーインディ、ミスタープロスペクターの共通項は、何れもダート大国アメリカ競馬の主流血脈であること。

即ち、近年のフェブラリーSは、砂の王者決定戦に相応しい世界トップレベルの「ダート適性」が問われるレースと言えるでしょうか。

インティは、ミスタープロスペクター系ケイムホームの産駒。母の父もミスタープロスペクター系という、典型的な米国血統馬。

前走が東海S(中京ダ1800m)1着からの距離短縮ローテ。

過去5年のフェブラリーSは、馬券に絡んだ15頭中11頭が距離短縮ローテ。

字面だけなら、死角という死角も見つからない1頭でしょうか。

クインズサターンは、当レースの特注系統エーピーインディ系パイロの産駒。

昨年6人気3着インカンテーションは、父がエーピーインディ系シニスターミニスター。本馬は15年も5人気2着。

一昨年5人気2着ベストウォーリアは、父がエーピーインディ系Majestic Warrior。本馬は15年も3人気3着。

フェブラリーSにおける父エーピーインディ系は、過去10年を振り返っても出走15回(同一馬含む)にして3着内好走回数が7度。複勝率46.7%、複勝回収率148%と驚異的な戦績。

母父クロフネ(ヴァイスリージェント系)は、言わずと知れた東京ダートG1レースの勝ち馬。

17年18年と、2年連続の連対馬で今年も出走を予定するゴールドドリームも、母の父がクロフネの父にあたるフレンチデピュティ。

東京ダート戦におけるヴァイスリージェント系の効力は、血統派であればもはや説明も不要でしょうか。

藤田菜七子騎手騎乗で話題を集めるコパノキッキングも、父がクロフネと同系統にあたるヴァイスリージェント系Spring At Last。

米国産の当種牡馬は、現役時代にゴドルフィンマイル(首・ダ1600m)勝ちの実績を持つ馬。

巷で囁かれる距離不安説も、むしろ近年の当レースは、エーピーインディ系やヴァイスリージェント系などの「米国的なスピード」や「馬力の要素」が活かされる方向性。

いわゆる「菜七子効果」でどれだけの票が集まるかは未知数も、血統背景と臨戦過程は買いの条件が揃います。

※フェブラリーS(G1)の展望、見解は木曜日以降に掲載予定です


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