何よりもラストの末脚が要求される近年のきさらぎ賞

きさらぎ賞分析800200

【近5年傾向Pickup】

・何よりも末脚が重要、特に近2走以内に上がり順位2位以内の実績(過去5年で馬券に絡んだ15頭全馬が該当)

・京都外回り(当舞台)、阪神外回り、新潟外回り、東京、中京芝など、直線の長いコースで勝利実績を持つ馬(過去5年で馬券に絡んだ15頭中11頭該当)

・基本的にクラシック血統馬が走るが、穴ならマンハッタンカフェ、ゼンノロブロイ、モンテロッソ、Shamardal等々、日本の2500m超G1実績系か、欧州系のタフな血がいい(過去5年で当日4人気以下で馬券に絡んだ5頭中4頭該当)

・ディープインパクト産駒は驚異の成績(当種牡馬の産駒は過去20頭出走の3着内11頭、連対率55.0%、直近5年連続で連対中)

・前走が新馬戦出走馬、2000m以上出走馬は毎年期待値が低い(昨年は該当の1人気ダノンマジェスティが9着敗戦、該当馬は毎年のように人気で馬券圏外の傾向も)

【総括】

クラシック戦線を目論む世代の主役級が集う、京都外回りの中距離戦という概要から、同様に直線の長いコースに実績があり、末脚の裏付けもある馬の期待値が高い重賞競走。

最も簡易的なところで言えば、近走の末脚の実績と、ディープインパクト産駒。

過去5年のきさらぎ賞は、馬券に絡んだ15頭全馬が「近2走以内に上がり順位2位以内」の実績該当馬。

毎年のようにクラシック戦線の主役級を輩出するディープインパクト産駒は、当レースに計20頭が出走し3着内好走が11頭、連対率55.0%、直近5年連続で連対中と驚異の戦績。

それら克明な詳細は、ピックアップを参照。

以上を踏まえて推奨馬は、ダノンチェイサーです。

500万条件レベルを完勝した前走の上がり順位が2番手。

その前走は、直線の長い中京距離競馬場で勝利。前項の詳細通り、この実績も当レースでは有利。

ディープインパクト×Rock of Gibraltarの血統構成。

父は、当レース、当コースの特注種牡馬。

2016年以降の2歳3歳限定の京都芝1800m戦におけるリーディングサイアーは、ディープインパクト。

2位ハービンジャー(7勝)に20勝の大差をつける全勝ち鞍27勝。連対率39.5%、複勝率48.8%と圧巻の数字。

さらに、同じ括りで稍重以上に馬場が悪化した際では、[7.8.2.7]の連対率62.5%、複勝率70.8%と、さらにその期待値は跳ね上がる傾向も。

先週のシルクロードS(ティーハーフ、エスティタートを推奨)の結果然り、例年以上にタフな馬場状態が際立つ現行の京都芝。

外からの差しが効きやすい現行の馬場コンディションを踏まえれば、ディープインパクト産駒の好走確率は、普段以上に高いとも判断できます。

尚、母父Rock of Gibraltarも、日本よりも重い欧州競馬のマイルG1レースを5勝したタフな芝1600m戦に実績のある種馬。

本馬に関しては、この母父の背景も大きな強調材料でしょうか。

ヴァンドギャルドメイショウテンゲンもディープインパクト産駒。

前項の詳細通り、当種牡馬の産駒は出走全馬を買ってもその収支は毎年プラス。

例年の傾向であれば期待値の低い距離短縮ローテで上位人気濃厚のヴァンドギャルドに関しても、今年の馬場設定を踏まえれば、通年よりはその傾向が薄まる可能性も。

穴は、サンアップルトンランスオブプラーナなどの重厚な血統馬を。

【推奨馬】
ダノンチェイサー


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