直線の伸びとスピード能力が問われる東京スポーツ杯2歳S

東京スポーツ杯2歳S分析800200

【近5年傾向Pickup】

・基本的には、前走が芝のオープンクラスで3着以内か、前走1着馬(過去5年で馬券に絡んだ15頭全馬が該当)

・近年は、500万クラス以上でコンマ2秒以上の着差をつけて圧勝していた馬の期待値も高い(過去5年で5頭出走して3勝)

・東京の中距離重賞だけに末脚も重要、特に近2走以内に上がり順位2番手以内の実績(過去5年で馬券に絡んだ15頭全馬が該当)

・父ミスプロ系、ダノンシャンティ、デュランダル、フジキセキ産駒等々、スピード血統、ダート短距離血統馬の軽さが活きる(過去5年で4人気以下で馬券に絡んだ7頭中3頭該当)

・ディープインパクト、キングカメハメハ、トニービンなどの、東京の芝中距離重賞に強い王道系も順当(過去5年で馬券に絡んだ15頭中8頭該当)

・内枠有利、特に1枠1番(7頭立ての昨年は馬券に絡まなかったが、それ以前は1番枠が直近5年連続で3着内好走)

【総括】

直線の長い東京競馬場の中距離重賞ということで、基本的には直線の伸び脚が問われる重賞競走。

血統的には、ディープインパクト、キングカメハメハ、トニービンといった当コースに強い主流の中距離血統も毎年のように走るも、当レースならでの傾向という意味で言えば、2歳重賞に強いスピード、ダート血統馬が走りやすい点に着目。

父ミスプロ系、ダノンシャンティ、デュランダル、フジキセキ産駒等々、将来的には、短距離やダート戦のカテゴリーで活躍するようなキャラクターが好走する傾向は、往年の東スポ杯2歳Sにおける顕著な傾向と言えるでしょうか。

それら克明な詳細は、ピックアップを参照。

以上を踏まえて推奨馬は、ヴェロックスです。

ここまで2戦は、ともにメンバー最速上がりを計測。前走はオープンクラスで小差2着。

ピックアップの詳細通り、前走がオープンクラスで3着以内に走っていた実績も当レースは有利。

父は今年からの新種牡馬で、ハーツクライ産駒のジャスタウェイ。

一昨年の2着馬スワーヴリチャードもハーツクライ産駒。

また、ジャスタウェイのここまでの産駒勝ち上がり率の9割方は芝1600m以下の距離。

前項の詳細通り、近年の東スポ杯2歳Sは、短距離寄りのスピード血統が活かされやすい方向性。

ハーツクライよりも軽いサンデーのスピードを持つジャスタウェイ産駒の特徴は、近年の当レースで問われる才能に合致します。

ダノンラスタールヴォルグの2頭は、ともにディープインパクト産駒で、母父が米国血統という構成馬。

この配合構成は、ディープインパクト産駒の中でも2歳戦から多くの活躍馬を輩出する傾向があり、近年の東スポ杯2歳Sでも、プロディガルサン、アヴニールマルシェ、ソールインパクトなど好走例も多数。

トーラスジェミニは、キングマンボ系の中でも短距離指向の強いキングズベストの産駒。

近年の当レースは「500万クラス以上でコンマ2秒以上の着差をつけて圧勝」していた馬にも注目。

過去5年で上記該当馬は、5頭出走して3勝。今年の該当馬は本馬1頭のみ。

アドマイヤスコールも、ディープインパクト系の中でも早熟、スピード指向の強いディープブリランテの産駒。

牝系に米国G1勝ち馬がいる仕上がり早の一族。

【推奨馬】
ヴェロックス


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