非クラシック出走馬が大輪の花を咲かせるエリザベス女王杯

エリザベス分析800200

【近5年傾向Pickup】

・長距離G1で基本的には末脚の重要性高い、特に近2走以内に上がり順位3番手以内の実績(過去5年で馬券に絡んだ15頭中13頭該当)

・近年は前走の先行経験も有効、特に前走が重賞で3コーナー5番手以内の位置取り(近2年の連対馬4頭全馬が該当、うち3頭は5人気以下)

・春のクラシックレースに出走していなかった馬(過去5年で当日単勝6番人気以下で馬券に絡んだ5頭中4頭が該当)

・ディープインパクト、キングマンボ、ステイゴールド、ハーツクライなど、スタンダートなG1血統が走る(過去5年で単勝4人気以下で馬券に絡んだ8頭中6頭該当)

・ダンチヒ、サドラーズウェルズ、ロベルト系などの、スタミナ溢れる欧州血統も有効(過去5年で単勝4人気以下で馬券に絡んだ8頭中3頭該当)

・この時期に秘める能力を開花させたようなタイプが走りやすくキャリアの少ない馬が有利、特に15戦以下(過去5年で馬券に絡んだ15頭中13頭該当)

【総括】

牝馬のクラシックレースに位置づけられる3歳春の桜花賞、オークスの何れかを制した馬が、エリザベス女王杯を勝ち切った例は、過去10年を振り返っても13年のメイショウマンボ1頭のみ。

その前になると、11年前のダイワスカーレット。

この2頭は、何れもG1レース3勝以上の、極めて能力の突出した稀代の名馬。

いわゆるクラシックディスタンスとは若干ズレた京都芝2200m戦で施行されるエリザベス女王杯は、この2頭のような能力の絶対値がズバ抜けた馬ではない限り、クラシックレースを勝ちきるようなタイプには向かないレース、とも形容できるでしょうか。

この傾向に沿うように、過去5年のエリザベス女王杯は、単勝6番人気以下で馬券に絡んだ5頭中4頭が「3歳春のクラシックレース不出走馬」という共通項も。

いわゆる非根幹巧者、あるいはこの時期に自身の能力を最大限に開花させるようなタイプが激走を繰り返すG1競走。

それら克明な詳細はピックアップを参照。

以上を踏まえて推奨馬は、コルコバードです。

近2走連続で上がり最速の末脚をマーク。2走前は芝2200m戦で1着と非根幹距離実績も持つ馬。

ピックアップの詳細通り、近年の当レースは、長距離G1レースだけに近走の末脚の実績は必須。

また本馬は、3歳春のオークス、桜花賞どころか、これまで重賞出走すらない遅咲きのタイプで、これまでのキャリアは13戦。

過去5年のエリザベス女王杯で馬券に絡んだ15頭中13頭は、キャリア15戦以下の馬。

非根幹適性があり、この時期に能力を開花させる馬柱は、まさにエリザベス女王杯向きと言えます。

血統構成は、ステイゴールド×エンドスウィープ。

こちらもピックアップの詳細通り、近年の当レースは、馬柱的には非クラシックで、血統的にはスタンダートなクラシック血統、といったイメージも強いレース。

昨年の当レースで波乱を演出し、今年も出走を予定するクロコスミア(9人気2着)も、オークス、桜花賞は不出走のステイゴールド産駒。

レッドジェノヴァも、3歳春のオークス、桜花賞は不出走。

そのキャリアも測ったかのような14戦。

牝系はマンハッタンカフェの一族という良血で、一昨年のエリザベス女王杯も当種牡馬の産駒のワンツー決着。

G1レースを勝つだけの血統的なスケールを持ち、その舞台設定も疑いの余地はなし。

大穴で注目したいのが、レイホーロマンスワンブレスアウェイの2頭。

レイホーロマンスは、昨年の勝ち馬と同じ欧州のハービンジャー産駒。

2011年、2012年は欧州からの遠征馬スノーフェアリーが連覇を果たしたように、エリザベス女王杯は欧州血統馬に相性のいいレース。

本馬は、重厚な父のイメージ通りと言うべきか、3歳時期までは1勝も挙げることすらできずに一時は地方競馬に渡った経歴も。

JRAへ転入後は条件戦を勝ち上がり、今や重賞レースで勝ち負けを演じるまでに至った成長曲線は、当レースで問われる能力の方向性と合致します。

尚、本馬は、芝2200m戦の勝利実績、芝1800mの重賞実績と、非根幹適性も申し分がありません。

ステイゴールド産駒のワンブレスアウェイも、古馬になって重賞レベルまで頭角を表した遅咲きのタイプ。

その勝ち鞍の過半数が芝1800m戦という、非根幹距離に強いステイゴールド産駒の典型で、京都芝2200m戦という今回の条件は絶好。

近親にゼンノロブロイという名牝系で、この馬も3歳秋から古馬になって本領を発揮したように、まだまだ伸びしろの期待を懸けられる1頭でしょうか。

C.ルメール騎手騎乗も含めて上位人気も濃厚のノームコアは、ハービンジャー産駒で春のクラシックレースは不出走。

トライアルの紫苑Sを勝ち上がりながらも秋華賞へは向かわず、自身初のG1レース出走となる今回は、まさに「満を持して」の出走で、そのキャリアも僅かに5戦。

馬券的な期待値等を度外視すれば、全ての条件で買いの条件は揃います。

モズカッチャンは、昨年のエリザベス女王杯勝ち馬。

もちろん舞台適性は証明済で、前項のスノーフェアリー然り、非クラシックディスタンスでリピート率が高い傾向も当レースならでは。

【推奨馬】
コルコバード
レッドジェノヴァ


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