未勝利戦勝ち実績が活きる近年のデイリー杯２歳Ｓ
【近５年傾向Pickup】
・前走１着馬か、前走が芝のオープンレースで５着以内に走っている馬(過去５年で馬券に絡んだ１５頭全馬該当)
・昨年は馬券に絡まなかったが、未勝利戦を勝ち上がっている馬の期待値が高い(過去５年で４人気以下で馬券に絡んだ７頭中５頭該当、出走馬の複勝率は５０.０％)
・父サドラーズウェルズ系、父グレイソヴリン系など、この時期としてはタフな欧州種牡馬の産駒が走る(過去５年で４人気以下で馬券に絡んだ７頭中３頭該当)
・ディープインパクト、ブラックタイド、ダイワメジャー、キングカメハメハ等々、主要のサンデー系、キングマンボ系種牡馬の産駒も順当(ディープ産駒は過去５年中３年で馬券に)
【総括】
どちらかと言えば、スピードよりもスタミナが問われる方向性で、緩いペースで直線勝負の新馬戦よりも、タフさが問われやすい未勝利戦を勝ち上がってきたようなタイプの方がパフォーマンスを上げやすい重賞競走。
それに応じて、血統的にもタフなキャラクターが走りやすい傾向も。
それら概要は、ピックアップを参照。
但し今年もまた、例年と同様に出走頭数も少なく、人気上位馬の好走率も高そうなメンバー構成。
馬券的な妙味を求めるのはどうでしょうか。
ドナウデルタ、ハッピーアワーは、未勝利戦を勝ち上がった欧州系種牡馬の産駒。
ドナウデルタの母ドナウブルーは、京都マイル重賞の勝ち馬。
ヤマニンマヒアは、未勝利戦を勝ち上がったディープインパクト産駒。
母父ホワイトマズルで、父も母父も昨年２着のカツジと同じ。
ダノンジャスティスは、超スローの新馬戦を勝ち上がった１戦１勝馬。
あくまでも例年の傾向という意味では、好走パターンにはそぐわないキャラクター。
【推奨馬】
特になし
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